やちエネ「第2回みんなで学ぶ会」を開催(3/10)※資料掲載

やちエネ「第2回みんなで学ぶ会」

「自然エネルギー100%を目指す~ドイツ・デンマークに学ぶ」

日時:2018年3月10日(土)13:30-15:30
会場:八千代市総合生涯学習プラザ 第1研修室(定員50名)
参加費: 200円(やちエネ会員は無料) ※当日入会申込が可能
主催:やちよ自然エネルギー市民協議会(やちエネ)
共催:一般社団法人やちよ未来エネルギー
後援:八千代市
協力:エコライフやちよ、八千代環境市民連絡会、認定NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)

※資料の一部を掲載しました。

開催のご案内のチラシはこちら

益々深刻化する化石燃料による地球温暖化、7年前の福島第一原発事故で明らかになった原発のリスク。世界では従来の持続不可能なエネルギーから持続可能な自然エネルギーへの転換が急速に進んでいます。自然エネルギー100%を目指す世界の動きの中で、100%自然エネルギーを目標とする世界一幸福な国デンマークや原発ゼロを決めたドイツなど欧州各国での取組みが注目されてきました。

ドイツは3.11後、すみやかに2022年までに原発ゼロにすることを決定。すでに150以上が自然エネルギー100%地域となっています。多くの市民が出資した自然エネルギー事業が地域を活性化。いま地域エネルギー公社(シュタットベルケ)が注目されています。デンマークは、2050年までに自然エネルギー100%とすることが国の目標。すでに風力で40%以上をまかなう電力システムと地域熱供給を統合したスマートエネルギーの最新事例をご紹介します。

日本国内でも3.11以降、日本のエネルギー政策も大きく変わり始め、様々な地域が主体となって自然エネルギーへの取り組みが進み始めています。さらに電力自由化により電気の中身を私たちが選ぶ時代も始まっています。この八千代市でも、これらの動きを学び、私たちにできる地域からの取組みを考えていきます。

【プログラム
開会挨拶
第1部:
・話題提供「自然エネルギー100%を目指す世界~ドイツ・デンマークの最新事情から」 [資料(PDF)]
講師:松原弘直(環境エネルギー政策研究所主席研究員、やちエネ代表)
・ワークショップ「私たちにできる地域からの取組み」
第2部:
・事業提案「市民発電所協働事業の提案」一般社団法人やちよ未来エネルギー 代表理事 高山敏朗 [資料PDF]
・学生発表『八千代市の30年後の未来ビジョン』~自然エネルギーのまち・やちよ~
・質疑応答&意見交換『八千代での自然エネルギーを活用した未来ビジョンを考える
閉会挨拶

【講師紹介】
松原弘直(まつばら ひろなお)

認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所(ISEP)理事、主席研究員。工学博士。ちば里山・バイオマス協議会共同代表、グリーンエネルギー認証センター運営委員。環境プランナーERO。八千代市都市計画審議会委員。千葉県出身。

東京工業大学においてエネルギー変換工学の研究で学位取得後、製鉄会社研究員、ITコンサルタントなどを経て、持続可能なエネルギー社会の実現に向けて取り組む研究者・コンサルタントとして現在に至る。持続可能なエネルギー政策の指標化(エネルギー永続地帯)や長期シナリオ(2050年自然エネルギービジョン)の研究などに取り組みながら、日本初の自然エネルギー白書の編纂をおこなう。自然エネルギー普及のため、グリーン電力証書およびグリーン熱証書の事業化、市民出資事業や地域主導型の地域エネルギー事業の支援などにも取り組んできている。

【参考資料】自然エネルギー白書2017サマリー版 ※当日配布予定

【参考リンク】

100%自然エネルギー