首都圏市民電力交流会@千葉が開催されました
首都圏市民電力交流会&見学会@千葉が2018年11月17日(土)・18日(日)に千葉県で開催されました。当協議会(やちエネ)も加盟するNPO法人市民電力連絡会とリネットちば(自然エネルギーを広めるネットワークちば)が共催しています。
千葉県はソーラーシェアリング発祥の地ということで、17日(土)の午前中は千葉市内のソーラーシェアリング「千葉市大木戸アグリ・エナジー1号機」の見学会。当協議会のアドバイザー馬上丈司さんが社長を務める千葉エコ・エネルギー(株)が太陽光発電事業と農業を同時に行なっています。
17日(土)午後からは千葉市内の会場(パルひろば⭐︎ちば」で満員(約70名)の参加者により交流会が開催されました。基調セッション「自然エネルギー100%・電力自由化の最前線」では、当協議会(やちエネ)代表の松原弘直がコーディネータを務め、最初に世界と日本の自然エネルギー100%社会に向けた最新動向についてお話をしました(発表資料)。その後、新潟市でのご当地エネルギーへの先進的な取り組みとしておらってにいがた市民エネルギー協議会、パワーシフト・キャンペーンやパルシステム電力の取り組みが紹介されました。
続くパネル討論1「千葉県内の市民電力パワーアップ大作戦」では、NPO法人自然エネルギー千葉の森田一成さんがコーディネータを務め、我孫子市、市川市(いちかわ電力コミュニティ)、柏市での取り組みと共に当協議会(やちエネ)幹事の高山敏朗(一般社団法人やちよ未来エネルギー代表理事)から八千代市での市民電力への取組について紹介しました(発表資料)。
最後のパネル討論2「市民電力とソーラーシェアリングの未来」では、当協議会のアドバイザー馬上丈司さん(ソーラーシェアリング推進連盟代表理事)がコーディネーターを務め、千葉市、市原市(ソーラーシェアリング上総鶴舞)や大里白里市でのソーラーシェアリングの取り組み、東京都町田市( まちだ自然エネルギー市民協議会)や多摩地域(たまエンパワー)、長野県上田市(上田市民エネルギー)などの先進的な取り組みが紹介され、これからの未来に向けた議論が行われました。
18日(日)には、いまやソーラーシェアリングのメッカとなった千葉県匝瑳市のソーラーシェアリング設備を見学し、今年で2回目となるソーラーシェアリング収穫祭に参加をしました。